花鳥風月はひふへほ

埼玉県在住ニートの日記みいななにか。

夜明け前より瑠璃色な 攻略完了

どうも。にっしーです。

さてはて、ARIAさんのゲーム「夜明け前より瑠璃色なPS2版)」を攻略したのでさらっと紹介と感想でも述べたいと思います。

 

最初にざっとゲームの紹介をします。

ゲームのジャンルとしてはいわゆる恋愛アドベンチャーゲームに相当します。

お話は、主人公の家へ月の王国からお姫様がホームステイに来るところから始まります。そこから対立が続く月と地球という障害を乗り越えてゴールインを目指す展開になります。もちろんお姫様そっちのけでお堅い司祭さまや隣に住む幼馴染等々をターゲットにしても可です(笑)

なので物語としては恋愛+未来SFになります。

 ちなみに結構前のゲームです。


感想としては……ロマンチックな内容だなあと思いました。

見上げればどこからでも見えるけど実際は遠い遠い月からお姫様がやってくる――男のロマンをくすぐられますね(笑)

具体的な良い点としてはキャラクターをうまく描いているなあと感じました。

 攻略可能なキャラクターが8人と多いですが、混同することなくしっかりと各キャラクターの性格やストーリーを思い返すことが出来ます。そんなことは当たり前だ!と言われてしまうかもしれませんが、割と忘れっぽい私にとっては画期的です。

あとは、主人公が学生なのに学校がメイン舞台にならないのも面白いですね。放課後にアルバイトをがつがつこなしながらヒロインたちのために駆け回る主人公はなかなかガッツがあります。

 

基本的には主人公の周辺のみで各ルートは終了しますが、最終ルートに入るとSF色が強くなり、人類社会の行方にまで話は膨らみます。

 全体としてバランスが取れた良いゲームだったなあと思いました。

 

ではまた。

 

 

余談ですが、作中で地名や地形が伏線になっているのは地理好きな私としては惹かれます(笑)

 

 

 

 

 

 

イスラームの世界地図 読みました

どうもにっしーです。

 

新書のイスラームの世界地図」(編 21世紀研究会)を読了しました。

 

「世界地図」とタイトルに入っておりますが、別に地図に拘るわけではなく、イスラームについて広く紹介する内容です(最も、地図の収録が多く分かり易いのは確かでしたが)。また、用語集が巻末に付いています。

 

まずは広く浅くてもいいからイスラームについて知りたい方にお勧め出来ます。

 

 

内容とはあまり関係ありませんが……本書の第7章と第8章(最終章)はまとめてひとつの章にして、まとめの章を置いた方が良い気がしました。最後のあたりがあまりまとまりがない感じがどうにもしました。

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

「まちづくり」よりも「まちの終わらせ方」について考えていくべきでは!

どうもにっしーです。

 

まちづくり(まちおこし)についてのテレビ番組を観ていて思ったのですが、これからは、まちをいかにして終わらせていくか、を考えた方がいいのではないのでしょうか。

 

学問にしろメディアにしろ国・自治体にしろ、まちづくりをしていこうというのはよく見かけます。まあ、それ自体は悪くはないのですが、おそらく、ほとんどの地域が、住民がまちづくりを望まないという事態やまちづくりに失敗という事態に遭遇するはずです。

そんな事態起こるわけない、と思われるかもしれませんが、十二分に考えらます。事実、テレビ番組では、住民がまちづくりにあまり積極的ではないという障壁が発生していました。地域と個々人によって千差万別だとは思いますが、住民がまちの振興を試みないケースというのは、結構あるのではないでしょうか。観光地化や(まちづくりとは少しずれますが)工業の誘致などは、まちを変容させ今まであった地域性を壊しかねず反発があるでしょう。また、新しい住民が多い場所では、地域への関心も低く、わざわざ手間とお金をかけてまでやるのか、という反発もあるでしょう。

私個人的には、まちづくりに反対ならそれでもいい、という感じです。地域をどうしていくか、についてもっとも決定権があるのは原則、そこの住民です。住民が、まちづくりはやりたくない、衰退止む無しというのなら、尊重されるべきでしょう(もちろん、外部はその判断のためにしっかりと調査・情報の提供はすべきですが)。

さらに、まちづくりに失敗、という方はさらに多発するでしょう。これからは、総人口も減り、経済も縮小していく時代です。そのような状況下で、同時多数で各地域がまちづくりを行えば、必然、少なくなっていくパイを奪い合う争いになり、ほとんどの地域が敗れ去るでしょう。

このようにして衰退するまちが増える中で、重要になってくるのは、「まちをどうのようにして終わらせるのか」という問題です。衰退局面になれば、公共サービスの維持、インフラの維持、空き家問題等々、課題が山積になります。これらは、人々の財産や安全にも関わる重要な問題です。各関係機関は、まちづくりの音頭を取りつつも、しっかりとこれらへの対応策を用意しておくべきでしょう。

 

ではまた。

冴えない彼女の育て方10 読みました

 どうもにっしーです。

 

冴えない彼女の育て方10」(著 丸戸史明)を読了しました。

 

前半はみんなで合宿へGO!から後半は詩羽先輩クローズアップへと急転します。

 

倫也君の熱意は相変わらずです。

 

 

私は、シリーズものの小説・ラノベは結構挫折するんですが、本シリーズはなんやかんやで読み進めています。読みやすい文章と艶めかしくも可憐なイラストのおかげですかねえ(イラストは深崎暮人)。

 

ではまた。

 

 追記  合宿地へ赴く手段にやや違和感あり。

合宿のため、東京駅から伊豆熱川(と思われる場所)へ向かうわけですが、東京駅→新幹線→熱海で乗り越え→特急踊り子号→伊豆熱川、という手段を作中では採用していると思われます。

でもこの手段はお金がかかるわりにはそれほど速達性がないはずです。

 

ヤフー乗り換えで調べたところ、

この手段だと、6860円で約2時間です。

 一方で、東京駅から目的地まで全て普通列車だと、3890円で約3時間半です。

 

 

う~ん、学生だと後者が有力な気もしますが......。

ただ、登場人物みんな多忙、女子比率高い、一定の予算がある、等々を勘案すると前者の手段が必然な気もしますね。

学生の尺度が合わない世界なのかもしれません。

まあ、私はニートなので学生の尺度すら持っていませんが(笑)

雪月花黙示録 読みました

どうもにっしーです。

「雪月花黙示録」(著 恩田 陸)を読了しました。

 

あらすじ

 「ゴシック・ジャパン」ーー懐古的な「ミヤコ」エリアと享楽的な「帝国主義」エリアで分割された近未来の日本。ミヤコの有力一族の剣士・蘇芳(すおう)といとこ達は、謎の勢力による生徒会長選挙での騒動をきっかけに、ミヤコ、そして日本の行方を左右する陰謀に巻き込まれる!みたいな感じです。

 

感想

 剣士あり、ロボットあり、超自然な力ありのまさに「ゴシック・ジャパン」な内容でした。引き込まれる世界観です。ただ、オチが弱いかなあと思いました。もう少し若いころに読んでいれば、また違ったかもしれません。

 

ではまた。

和食の知られざる世界 読みました

どうもにっしーです。

「和食の知られざる世界」(著 辻 芳樹)を読了しました。

 

和食界の大家が、国際的な和食ブームを軸にして和食について著した内容です。

 

ニートの私にはちょっと別世界過ぎました(笑)

 

ではまた。

完走した春アニメは、はいふりでした。

どうもにっしーです。

さて、春アニメはほぼ全て終わったかと思います。春クールは何本か観ていましたが、結局完走したのは、意外なことにはいふりでした。
※以下、ネタバレは極力避けています。

極めてざっと紹介しますと、女の子たちが軍艦に載って戦うアニメです。詳しくは、公式サイト等ご覧下さい。
TVアニメ「ハイスクール・フリート」公式サイト


所感としては、大戦中の艦と現代艦が混在している、完全に一般学校のノリで船を乗り回す等設定に難があり、あまり個人的には受け付けませんでした。
ストーリーも正直あまり良くできたものではないと感じました。

では、最後まで完走させた要素は何か?
それはキャラクターの魅力です。
はっきりとした個性あるキャラクターたちは、微笑ましくまた応援したくなる雰囲気が溢れていました。
特に副長は最高です(※個人的意見です)。

キャラクター重視でアニメを視聴する方にはおおすめ出来る作品かと思います。

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「晴風」副長 宗谷ましろ
名将の影には常に優秀な副将がいる。
※画像は公式ホームページより引用

ではまた。