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花鳥風月はひふへほ

埼玉県在住ニートの日記みいななにか。

東京五輪と震災・戦災

社会 雑考

どうもにっしーです。

 

東京五輪の報道・発言で気になることがあるので、少々述べさせて頂きます。

気になることとは、五輪と震災復興を絡めた発言があることです。

例えば、以下の画像内のような発言です。

 

f:id:nishikaranoborutsuki:20160530182950p:plain

毎日新聞HPより引用 (2015年9月23日東京朝刊) 

http://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20150923/ddm/003/050/111000c

 

画像は政治家の発言ですが、その他の個人やテレビ等のマスメディアでも類似の発言は散見されるかと思います。

 

 

ぶっちゃけますと、私にはこれらの発言の趣旨がいまいち理解出来ません。

震災復興という立場から見ますと、五輪はほとんど関係ないと思います。

五輪の競技が行われるのは、ほぼ東京とその周辺です(画像内の発言では被災地で云々とありますが現実化はほとんどしていないです)。

したがって、整備が進められるのも東京、人や金が集まるのも東京です。別に五輪によって、被災地の復興が劇的に進むというわけではありません。

もちろん、五輪内の一つのテーマとして震災復興を取り上げることは出来ますが、

せいぜい名脇役として取り上げただけで終わるでしょう(主役は当たりまえですが、選手です)。オリンピックによる経済効果が被災地までまわることも考えらますが、実際にどれくらいの経済効果が生まれそれがどのように被災地まで伝播するかの流れを具体的に描くことは難しく、行き当たりばったりになります。

 

震災復興は、五輪とは別の場所で淡々と進みます。

五輪で、震災復興をアピールとか、震災復興をさらに進める、というのは、東京の独りよがりではないでしょうか。

 

 

では、なぜこの独りよがりが発生しているのか。

この問いへの解答は人それぞれだと思いますが、ひとつに前回の東京五輪が関係しているのではないかと感じられます。

前回、1964年の東京五輪。それは、太平洋戦争による戦災からの復興を象徴、という意味合いが強かったはずです。

私は、そのころを生きていないので想像でしかありませんが、大きくはずれてはいないと思います。

 

前回は、19年前の敗戦と戦災からの復興、そして、今回は9年前の震災からの復興。

 

前回の五輪を知る人たちにとっては、無意識的にでも震災復興を繋げたくなるのかもしれません。

 

 ですが、やはり前回と今回では状況は大きく異なっています。

無理に五輪と震災復興を繋げることなく、被災地からの声を重視して欲しいです。

 

 

最後に、なんだかここまで否定的なことを連ねてしましいましたが、五輪の開催が決定した以上は大成功な大会を私としては願っています、震災復興の方も着実に進んで欲しいです。

 

 

ではまた。