一票の格差をなくさないなら・・・
どうもにっしーです。
いや~暑いですね。
さてはて、参院選も「熱く」なってきています。この国政選挙の恒例行事といえば一票の格差訴訟ですね。
裁判所も世論もおおよそは、格差是正に動くべきという感じでしょうか。最近では、選挙無効まで踏み込んだ判決も出るようになりました。
一方で、一票の格差はある程度是認すべきという声もあります。
こちらは、どうしても影響力が小さくなる地方の救済策として一票の格差を肯定しています。つまりは、地域格差を一票の格差で補正しようというわけですね。
私自身としてはこの場でどちらが正しいかを主張する気は特にありません。そんなに賢くもないので(笑)
ただ、一票の格差を肯定するなら、はっきりさせなければならないことがふたつあると思います。
ひとつめは、なぜ様々ある格差の中で補正する対象に地域格差を選ぶのか。
ふたつめは、どれくらいの補正をするかの明確な基準づくり。
の2点です。
まず、ひとつめですが、格差の種類は無数にあります。地域格差、男女格差、世代間格差……なぜ、この数多ある格差の中で、地域格差を補正の対象にするのでしょうか。
例えば、少子高齢化の中でシルバー民主主義化が話題となっています。これはそのまま世代間格差に繋がっていくと思いますが、だったら若者に二票分の投票権を与えるのも、ひとつの補正になります。無茶なことだと思われるかもしれませんが、二票分の差なんて地域間同士なら幾らでも発生しています。なぜ、選挙では地域格差の補正を求めるのか、しっかりとした根拠が必要です。
次に、ふたつめですが、どれくらいの地域格差をどれくらい補正するのかを決める基準が必要です。
地域格差を念頭に一票の価値を決めるなら、一番栄えている(あるいは影響力が大きい)地域の一票の価値が最も低くなり、逆に一番過疎化している(あるいは影響力が小さい)地域の一票の価値が最も高くなるはずです。
では、今回の選挙で、一票の価値が最も低い都道府県選挙区と最も高い都道府県選挙区はどこでしょう?
……正解は、埼玉県選挙区と福井県選挙区です(価値の差は約三倍です)。
※参照 朝日新聞2016年6月22日記事
一票の格差、3.08倍 埼玉選挙区と福井選挙区との間:朝日新聞デジタル
う~ん、もちろんいろいろな見方があるとは思います。ただ、埼玉県が一番栄えていて、福井県がその逆であるというのは聞いたことがありません。総人口では、埼玉県が47都道府県中5位、福井県が同43位です。差は大きいですが、ナンバーワンでもワーストワンでもありません(もちろん、人口だけで地域の勢いが分かるわけではありませんが……)。
※参照 都道府県人口ランキング(2016年7月4日閲覧)
【都道府県】人口ランキング(速報人口と国勢調査人口)
明確な基準がなければ、格差補正の名の下に不公平な選挙がまかり通ることになります。
一票の格差を肯定するのはなかなか難しい感じですが、逆に言えば上記の点をうまくまとめられたなら、肯定派の活路も拓くのではないでしょうか。
最後に記事とは関係ありませんが、選挙にはなるべく行くのが吉だと思います(笑)
ではまた。
死神様と4人の彼女 読みました
どうもにっしーです。
漫画「死神様と4人の彼女」(原作・巣山真 作画・CHuN)を読みました。
ざっくり冒頭を紹介しますと、
死神様を名乗る女の子に、非リアを脱しないと殺すぞと脅された主人公は、4人の女の子にダメもとで告白しますがお返事は意外なことにーー!?。
みたいな感じです。
完全なるラブコメ路線です(笑)。ストーリーは良かったですが、話の展開が後半は急でした。あと一巻分あると丁度いい感じだったかなあと思います。
ではまた。
東京五輪と震災・戦災
どうもにっしーです。
東京五輪の報道・発言で気になることがあるので、少々述べさせて頂きます。
気になることとは、五輪と震災復興を絡めた発言があることです。
例えば、以下の画像内のような発言です。
毎日新聞HPより引用 (2015年9月23日東京朝刊)
http://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20150923/ddm/003/050/111000c
画像は政治家の発言ですが、その他の個人やテレビ等のマスメディアでも類似の発言は散見されるかと思います。
ぶっちゃけますと、私にはこれらの発言の趣旨がいまいち理解出来ません。
震災復興という立場から見ますと、五輪はほとんど関係ないと思います。
五輪の競技が行われるのは、ほぼ東京とその周辺です(画像内の発言では被災地で云々とありますが現実化はほとんどしていないです)。
したがって、整備が進められるのも東京、人や金が集まるのも東京です。別に五輪によって、被災地の復興が劇的に進むというわけではありません。
もちろん、五輪内の一つのテーマとして震災復興を取り上げることは出来ますが、
せいぜい名脇役として取り上げただけで終わるでしょう(主役は当たりまえですが、選手です)。オリンピックによる経済効果が被災地までまわることも考えらますが、実際にどれくらいの経済効果が生まれそれがどのように被災地まで伝播するかの流れを具体的に描くことは難しく、行き当たりばったりになります。
震災復興は、五輪とは別の場所で淡々と進みます。
五輪で、震災復興をアピールとか、震災復興をさらに進める、というのは、東京の独りよがりではないでしょうか。
では、なぜこの独りよがりが発生しているのか。
この問いへの解答は人それぞれだと思いますが、ひとつに前回の東京五輪が関係しているのではないかと感じられます。
前回、1964年の東京五輪。それは、太平洋戦争による戦災からの復興を象徴、という意味合いが強かったはずです。
私は、そのころを生きていないので想像でしかありませんが、大きくはずれてはいないと思います。
前回は、19年前の敗戦と戦災からの復興、そして、今回は9年前の震災からの復興。
前回の五輪を知る人たちにとっては、無意識的にでも震災復興を繋げたくなるのかもしれません。
ですが、やはり前回と今回では状況は大きく異なっています。
無理に五輪と震災復興を繋げることなく、被災地からの声を重視して欲しいです。
最後に、なんだかここまで否定的なことを連ねてしましいましたが、五輪の開催が決定した以上は大成功な大会を私としては願っています、震災復興の方も着実に進んで欲しいです。
ではまた。
いっそ二次元ポルノを推進しては…
どうもにっしーです。
今回は暴論・極論になっておりますのでご留意ください。
以下のニュースを読んでいてふと思ったことがあります。
所属モデルを強引にアダルトビデオ(AV)の撮影現場に派遣したとして、警視庁が11日、東京都渋谷区の芸能プロダクションの社長ら男3人を労働者派遣法違反容疑で逮捕したことが、捜査関係者への取材でわかった。
(読売新聞 6月12日記事より引用)
まあ、無理やりAVに出させたということでしょう。
この記事を読んでいて思ったのが、タイトルの二次元ポルノを推進してはどうだろうか?ということです。
このような事件が起きる背景は様々だと思いますが、一つに需要と供給のバランスがとれていないことが挙げられるかと思います。
つまり、紳士の方々の要望に合致する出演者が揃えられないということです(揃えられるならこんな事件を起こす必要はありません)。
残念ながら、ここで捕まえて監視を強化したとしても、需要がある限りはこの手の事件はなかなかなくらないでしょう。
そして、需要のもとである紳士の方々の要望もなかなかなくせるものではありません。
そこで、考えたのが紳士の方々の要望を二次元にスライドさせるという作戦です(笑)
二次元ポルノの利点は、そのポルノはあくまでもフィクションであるという点です。
実在の女性が二次元ポルノそのもので傷つく可能性はかなり低いでしょう。
なので、敢えて提唱します。
非実在青少年云々言ってないでいっそ二次元ポルノを推進しては、と。
……もちろん暴論や極論の類に含まれることは重々承知です。また、私はAV業界に関して専門的な知識を持っているわけでもありませんので、的を射ているかも怪しいです。
性癖というのは非常に難しいものだと思うので、スライドなんて上手くいくかも分かりません。
ただ、事件に対する(斜め上的な発想ですが)根本的な解決策の一つだと思います。
ではまた。
未来/珈琲 彼女の恋。 読みました
どうもにっしーです。
小説「未来/珈琲 彼女の恋。」(著 千歳 綾)を読み終わりました。
未来から主人公の娘を自称する女の子がやってきて、主人公と幼馴染の恋模様を妨害してくる――という内容です。
家族を思う心にほっこりしました。
ではまた。